徒然
□それは必然?(作成中)
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ありゃァ攘夷戦争中の出来事だった。
俺ァ有る部隊からお荷物で飛ばされてこの部隊で初の戦いだった。
俺は普通に戦いを楽しんでいた。だってよォ?憎いアイツ等を殺せるんだからなァ・・・
そう思いながら、天人の腹に突き刺した刀がぐちゅゥと鳴るのを遠くに聞きながら、坂本を見ていた。
坂本も笑っていた。
天人を刺した刀を抱きしめながら・・・
コイツも俺と同じかと好意と同族嫌悪を爪先ほどにだが・・・感じた。
「なァ・・・おんし・・・」
「あァ?」
いきなり何を言うって来るんだろうとアイツの目見やった。アイツは何故か視線を逸らした。
「おんしは・・・何故笑っとるんがか・・・」
喋り方に特徴のある奴だ
「楽しいからに決まってるんだろ・・・てめェだってそうじゃねーのかァ?」
「楽しいんがか・・・?」
・・・目を大きくして、よく見たらでかい体躯を軽く震わしてアイツは一瞬俺の片方だけの隻眼を見た。
アイツの目は異様に綺麗だった。
*